活性酸素が老化を進めている原因

活性酸素が老化を進めている原因

 

この記事の概要


活性酸素が老化を進めている原因です。時には、活性酸素も人体を守る助けになりますが、毒性の強いヒドロキシルラジカルを除去することが賢明です。


1. 老化とは

老化とは細胞がサビることです。


体内で発生した活性酸素は「酸素毒」や「フリーラジカル」と言われています。活性酸素によって細胞が攻撃される様子は、空気中にさらされた釘がさびでぼろぼろになって行くのと似た現象です。

 

(※ 活性酸素とフリーラジカルの違い

活性酸素はいろいろな物質があります。
フリーラジカルと呼ばれるものは「スーパーオキサイド」と「ヒドロキシラジカル」です。体内の正常な器官から電子を奪い「さびつき」を引き起こします。


活性酸素は、比較的安定した「過酸化水素」や「一重項酸素」が存在します。これらはフリーラジカル以外のものとも言えます)


釘がサビる現象を科学的に「酸化」と言われています。身体の中の細胞も活性酸素に攻撃されると酸化します。

 


細胞を作っているタンパク質や脂肪、遺伝子などが活性酸素によって酸化されてしまいます。これらのことが、病気発生の原因となることが分かっています。


たとえば、私たちの身体の中の脂肪分が活性酸素によって酸化されると、天ぷら油が酸化されると同じような現象が起こります。酸化された天ぷら油は過酸化脂質という毒性の油に変わります。


この過酸化脂質は連鎖的に過酸化脂質をつくっていく性質を持っています。周りの脂がどんどん過酸化脂質に変わっていきます。このようにして天ぷら油は古くなっていくのです。これと同様なことが、身体の中で起こります。


細胞を含む細胞膜は、酸化しやすい脂質でできていますので活性酸素に攻撃されると天ぷら油のように連鎖的に酸化されていきます。


老化とは、年齢とともに細胞が酸化され、生体機能が低下していく状態なのです。


2. 抗酸化物質を積極的に摂る

激しい運動をする場合には、抗酸化物質を積極的に摂ることが必要です。体内で過剰に発生した活性酸素は、細胞に悪影響を及ぼしますが、もう一つの重要な働きがあります。


それは免疫としての働きです。できるだけ生命力がある農作物が身体には良いようです。マルチビタミンのようなサプリメントは、逆に抗酸化物質が強すぎて、体に害を及ぼす危険があると最近の研究では示唆されています。


3. フリーラジカル

活性酸素が過剰になると血液や血管、臓器など身体の各部位の細胞が酸化し細胞のDNAが傷つきます。


活性酸素よって様々な病気を引き起こしてしまいます。

 

鉄がサビついてボロボロになった状態です。人の体もサビには弱く酸化が進むと細胞に異変を生じます。活性酸素は英語ではフリーラジカルと呼ばれていますが、この二つは同一でないと唱える方もいるので、その違いを初めの項に載せております。


フリーラジカルは過剰になると毎日身体の細胞を攻撃してきます。フリーラジカルは本来身体を外敵から守るために存在しています。傷口を消毒するオキシフル(過酸化水素)は、活性酸素の殺菌力を利用したものです。

 

(フリーラジカルの中では、特にヒドロキシルラジカルの除去を積極的に考えた方がいいでしょう)


活性酸素は、大気中の酸素とは異なります。それらは、体内で産生されるものです。ある原子や分子から電子が一個なくなると、その物質は「酸化」されたといいます。逆に電子を一個もらうとその物質は「還元」されたといいます。


フリーラジカルは他の原子や分子と反応して、相手から電子を奪い取ります。つまり、相手の物質を酸化する力が強い分子なのです。


私たちが呼吸によって取り込んだ酸素がエネルギーをつくる過程でスーパーオキシド・ラジカルという活性酸素が発生します。


ふつうの酸素分子は16個の電子を持っていますが、スーパーオキシド・ラジカルは17個の電子をもっており、そのうち1個が不対電子になりフリーラジカルとなるのです。

 

スーパーオキシド・ラジカルは体内の消去酵素(スーパーオキシド・ジスムターゼ、略してSOD)によって過酸化水素(H2O2)に変わり、過酸化水素はカタラーゼという消去酵素によって除去されます。

 

 

4. 最強凶悪ヒドロキシルラジカル

しかし、活性酸素の一部は微量元素(鉄イオン、銅イオン)やスーパーオキシドと反応して、ヒドロキシルラジカルが発生します。


ヒドロキシルラジカルも一つの不対電子をもっており、その酸化力は活性酸素のなかで最も強力で、細胞を構成する全ての物質を手当たりしだいに酸化して障害をおこします。呼吸により取り入れられた酸素の2%ほどが活性酸素になるといわれています。

 

白血球が有害な細菌を殺す過程でも活性酸素が発生します。

 

活性酸素以外に一酸化窒素も細菌を殺すために白血球やマクロファージという貪食細胞からつくられ、一酸化窒素と活性酸素が反応して極めて強力なフリーラジカルが発生することも知られています。

 

炎症におけるフリーラジカルの生成の増加は、がん細胞の発生や老化を促進する要因となっています。


さらに紫外線、排気ガス、たばこ、PM2.0、ストレス、化学合成医薬品、食品添加物、トランス脂肪酸のショートニングやマーガリンの摂取など、私たちの身の回りの生活環境や食事、生活習慣なども活性酸素やフリーラジカルの発生と関連しています。

 

5. 活性酸素を除去する酵素

生きているだけで活性酸素から攻撃を受けてしまいますが、身体の内外から発生するフリーラジカルの害を防ぐ防御機能が身体には備わっています。


活性酸素を消し去る酵素(SODやカタラーゼなど)、尿酸やグルタチオンなどの抗酸化物質、DNA修復酵素などが、絶えずフリーラジカルや活性酸素を除去してくれています。

 

6. ヒドロキシルラジカルを除去できるのは水素

ヒドロキシルラジカルを除去できるのは水素だけです。ヒドロキシルラジカルに変化する前の活性酸素は、酵素によって除去できますが、ヒドロキシルラジカルに変化してしまった後は、水素に頼らざるを得ません。体内にも水素は発生していますが、年齢と共に少なくなります。

 

このような場合は、サプリメントとして水素水、水素食品は摂った方がよさそうです。


7. 老化を防ぐヒント

世の中にあるすべてのものは、酸化力や還元力を持っています。地球上でもっとも酸化力が強いのは酸素分子です。

 

最も還元力が強いのは水素分子です。私たちの地球上での生活圏は、酸素の酸化力と水素の還元力の間にあり生物はすべてこの両極の間で酸化と還元を繰り返しながら生きています。還元力の強い食べ物は生野菜や果物などです。

 

まとめ


 

活性酸素は常に発生しているので積極的に抗酸化物質を摂りいれる

できるだけサプリメントではなく、抗酸化力のある自然の農産物を食す

ヒドロキシルラジカルを除去できるのは水素

 

参照文献

 

食品の紹介

 

 

サプリメントの紹介

 


2017年06月18日