腸の中には特別な助っ人がいる

感想の概要(3)

藤田紘一郎先生の「人の命は腸が9割~大切な腸を病気から守る30の方法」を聴いた感想をまとめてみました。第3回目です。


腸には特別な助っ人がいるので、腸の特有な免疫機能が働いています。この腸内細菌が十分に働かなくなると、腸に穴が空いたり、肝臓がんを引き起こしてしまう恐れがあります。


1. 腸の選別機能


腸の微絨毛が次のように必要なものに分解し、体内に取り入れています。この選別機能は神の手とも呼ばれています。

炭水化物:ブドウ糖

たんぱく質:アミノ酸

脂肪:脂肪酸とモノグリセリド

栄養素は、微絨毛から体内に取り込まれるのです。不要なものは、微絨毛で選別され排泄されます。

腸の特有な免疫機能には、助っ人として 2万種以上、1千個以上の腸内細菌が存在しています。

 

2. リーキーガット症候群


腸内細菌が十分に働いていないと、腸に粘膜を造れず腸に穴をあけてしまいます。

腸粘膜に穴が開き、栄養素は分解の不十分なまま腸管から体内に入り込みやすくなります。

これが食物アレルギーの原因ともなります。小さな分子は問題ないのですが、大きな分子は体にとって異常事態です。

免疫細胞が攻撃し体内でアレルギー反応を起こします。

 

3. 肥満を治せば肝臓がんを防げる


肥満の解消には食前キャベツが効きます。肥満の人は肝臓がんになりやすいのです。気を付けてください。

原因は腸内細菌です。

遺伝子検査の結果腸内細菌で最も多いのは、日和見菌、次に悪玉菌、一番少ないのは善玉菌です。腸内細菌の10%以下しか存在していませんでした。

肥満になるとフィルミクテス門の腸内細菌が異常に増えていきます。肝臓がんを引き起こしていたのはフィルミクテス群の細菌群だったのです。

※フィルミクテス門とは、低GC含量とグラム陽性に特徴付けられる真正細菌の門である。グラム陽性低GC含量細菌とも呼ばれる。200近くの属を含み、真正細菌の中ではプロテオバクテリア門に次ぐ多様性を持つ。 (ウィキペディアより引用)

フィルミクテス門の細菌は消化液の胆汁を老化させる物質に変えていました。この物質は肝臓に取り込まれ肝臓は老化していきました。老化を促した幹細胞は発がんを促す細胞を周囲にまき散すのです。肝臓がんはこうして発症していたのです。

がん予防のために抗生物質を飲む手段もありますが、抗生物質を飲み続けていれば有益な菌まで殺してしまい大事な命を守れません。肝臓がんを防いでも他の病気を起こしてしまう可能性があります。

肝臓がんを防ぐには、肥満を解消することです。そうすると腸内バランが整うのです。

4. 食前キャベツ


食事ごとに100%のキャベツを食べることを勧められています。これによって2%の食物繊維を摂ることが可能です。

キャベツがなければそれに類する旬のは野菜も豊富に摂取すればいいのではないでしょうか。食物繊維が目的であれば、生の野菜は酵素と繊維が豊富です。消化酵素としての役割も期待できます。

日本人の食物繊維目標値は一日19グラムです。

ところが、日本人の平均は一日14グラムと目標値よりも低くなっています。

食物繊維をたくさん摂ることで腸内細菌が増えてきます。薬で一時的に体を整えるよりも食事により腸内細菌を最良のコンディションに整える生活をしたほうが良い状態を保つことができるようになります。

腸内細菌を良い状態に保ち健康的に若返らせましょう。

まとめ


腸の選別機能は必要なものと不要なものを分けている

腸内細菌が十分に働いていないと腸に穴が開く

肥満はがん象嵌を引き起こす原因

食前キャベツの勧め

参考文献


 


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2017年06月20日