相性の良い乳酸菌とは日本古来の発酵食品

感想の概要(4)

藤田紘一郎先生の「人の命は腸が9割~大切な腸を病気から守る30の方法」を聴いた感想をまとめてみました。第4回目です。

 

腸粘膜の表層はムチン層に覆われていて、血液型と相性の良い乳酸菌が住み着き腸粘膜を酸性に保っています。その相性の良い乳酸菌とは日本古来の発酵食品で、味噌、醤油、納豆、ぬか漬けや甘酒などです。


1. 腸内細菌の鍵は日和見菌を味方につけること


腸内細菌の鍵を握っているのは腸内細菌最大勢力の日和見菌です。日和見菌の性質は、有利な方に味方しようとするところがあります。

善玉菌と悪玉菌は拮抗をしながら変動を繰り返しています。日和見菌はその変動の中で良い働きもすれば悪い働きもするのです。

この最大勢力の日和見菌を善玉菌優位な働きに持ち込むためには、善玉菌優位な生活や食事習慣にすればいいのです。最大勢力の日和見菌を善玉化できるのです。腸から健康な体が作られていくのです。少数派の善玉菌をサポートすることが必要なのです。

生きた善玉菌を腸に取り込む方法があります。これをプロバイオティクスと呼ばれています。

ヨーグルトを食べることのプロバイオティクスです。ヨーグルトには善玉菌優位な乳酸菌が豊富に含まれています。ヨーグルトの乳酸菌は、胃酸に弱く9割が胃で死んでしまいます。

乳酸菌にはビフィズス菌をはじめ多種多様な種類がいます。どの菌が自分の腸に合うかは人によって違うというのです。

 

2. 腸粘膜のムチン層


腸粘膜の表層は、ムチン層の膜で覆われています。このムチン層に乳酸菌はくっつき、腸粘膜を酸性に保っているのです。多くの病原菌は酸性の場所で活動できません。乳酸菌のいない部分には菌が付着し悪さを始めるのです。

ムチン層を守ることが腸を有害物質から守ることになります。

ここまで聞いてみて感じたのは腸だけではただの臓器ですが、諸々の細菌たちがこの中で善と悪の小競り合いをして、体を元気にしたり病気にしたりしているのかを感じました。

例えてみると、腸は航空母艦みたいなもので、腸内細菌は護衛するゼロ戦のようです。

A型の人はA型の血液物質から、B型の人はB型の血液物質から出来ています。

ムチン層に付着できる乳酸菌は血液物質と相性の良い菌のみです。白血球の体質や生活環境によっても相性が決まってきます。相性がよくない乳酸菌はどんなに有能な菌であっても腸に定住できず3日から7日で便として排泄されてしまいます。

赤ちゃんの時から住み着いた細菌たちがいて見知らぬ菌は排除されてしまうようです。口で言うほど、プロバイオティクスは簡単なことではないのです。

毎日朝昼晩とカスピ海ヨーグルトを食べていますが、無駄ではなかったようです。

 

3. 自分の乳酸菌を育てる方法


毎日ヨーグルトを食べて胃酸で死んでしまっても無駄ではありませんでした。腸内で生息している乳酸菌の餌になるからです。繁殖に役に立っています。ヨーグルトのような乳酸菌は腸に届けば餌になるので無駄にはなりません。

赤ちゃんの時から生息している自分の乳酸菌をいかに育てるかが課題です。日本人の腸には日本の発酵食品が最適です。

あなたの乳酸菌は親から子へ養育環境の中で受け継がれて来たものです。

味噌、醤油、漬物、納豆、酢、みりん、ぬか漬け、かつお節、塩辛、甘酒、日本酒、焼酎など、日本人が昔から食べ継がれてきた発酵食品には乳酸菌がたっぷり入っているので日本の発酵食品が最適です。

ちなみに海外の発酵食品は、ヨーグルト、チーズ、キムチ、ワイン、パン、

日本古来の乳酸菌も乳酸菌を作り出した溶液も一度に摂取することができます。日本の発酵食品はほとんどが植物性です。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌よりも胃酸に強いのです。生きて腸まで届きやすいことが分かっています。

中でも生の発酵された本物の味噌は、最高に良さそうです。スーパーなどで売られている味噌は発酵が止められている物が多いようです。

陳列棚で発酵が進んでは困るからです。本物の発酵食品を食べるときは蔵元から取り寄せることが必要です。

 

まとめ


腸内細菌は日和見菌をいかに味方につけるかが鍵

腸粘膜のムチン層には相性の良い乳酸菌が住み着いている

自分の乳酸菌を育てるには、日本古来の発酵食品を摂ること

 

参考文献


 

 

発酵食品の紹介