ブドウ糖を多く含む食物は腸を痛めつける

ブドウ糖を多く含む食べ物は腸を痛めつける

感想の概要(8)



藤田紘一郎先生の「人の命は腸が9割~大切な腸を病気から守る30の方法」を聴いた感想をまとめてみました。第8回目です。


ブドウ糖を多く含む食物は腸を痛めつけるのです。小腸が栄養源としているのは、昆布、チーズなどのグルタミン酸です。実は脳もブドウ糖を唯一の栄養源としていません。脳の平常時のエネルギーの供給源は、ミトコンドリアに依存しています。

 

オーディオブック

 


 

1. ブドウ糖の摂り過ぎは腸にとって大迷惑


腸に大きなダメージを与える食物は、白米、白く精製されたパン、麺類です。

砂糖も腸の負担を大きくします。ブドウ糖が多く含まれているので腸に大きな負担がかかるとのことです。

白く精製することは、腸内細菌の餌となる繊維質や、ミネラル類を削り取っています。

 

2. 精製された米や砂糖は腸の負担になる


小腸が栄養源としているのは、昆布、チーズ、緑茶、シイタケ、トマト、魚や貝に含まれるグルタミン酸です。

 

大腸が栄養源としているのは、水溶性の食物繊維を餌にして腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸という栄養素です。

※短鎖脂肪酸は、人体の大腸において、消化されにくい食物繊維やオリゴ糖を腸内細菌が発酵することにより生成されるものです。

小腸と大腸はブドウ糖をエネルギー源とはしていませんが、小腸はブドウ糖が入ってくると、先にブドウ糖の消化作業を行わなければならないのです。なぜなら脳が欲しがっているからです。ここでも脳のわがままが見えてきます。

脳は小腸に対してブドウ糖の吸収を必要以上に求めているのです。

 

3. 日本糖尿病学会が推奨する食事療法とは


エネルギーの4割を糖質から摂取するという高糖質カロリー制限食です。食事の4割を腸に、ただ働きさせる食事療法なのです。

腸は、自分のエネルギーにならないブドウ糖の吸収のために一日中働いています。これを聴くと腸に、申し訳ない気持ちになってきました。甘いものの摂り過ぎに気をつけなければなりません。

甘いものを食べすぎると胸やけがして、胃酸が込み上げて来ることがありました。これはただ働きに疲れた腸が悲鳴を上げている証拠です。このように腸が疲れてしまうと腸内細菌が正常に働けなくなってしまいます。こうなると悪玉菌が優勢な腸を作ってしまうのです。

 

4. ブドウ糖は脳の唯一の栄養源ではない


脳の平常時のエネルギーの供給源は、ミトコンドリアに依存しています。

※ミトコンドリアは細胞の中で呼吸をしてエネルギーを生産しています。あなたが肺から吸い込んだ酸素は、血液によって体内の細胞に運ばれ取り込まれます。ミトコンドリアによって糖や脂肪を燃やす燃料として使われています。生化学的に糖などを分解していく過程でエネルギーが発生しています。あなたは、そのエネルギーを利用して体温を保ち運動をして生きているのです。

ミトコンドリアは、酸素エンジンということになりますね。

ブドウ糖は、なぜ脳の唯一のエネルギーと言われるのでしょうか。脳はストレスに弱い臓器です。ストレスを回避するために目の前の快楽に飛びつくそうです。

脳は幸福感に包まれたいため、食欲を増進させ、ドーパミンやセロトニンを放出して快楽中枢を刺激させるのです。

血液脳関門という極めて狭い関所が設けられています。通過できる栄養素は、おもにブドウ糖です。アルコール、カフェイン、ニコチン、抗うつ剤なども通過できます。

会社でうまくいかなくて人がストレスを感じた時、甘いものやお酒を暴飲暴食し、喫煙するシーンをドラマなどでよく見かけます。

脳の性質を理解していれば、甘いものを一口だけ食べて脳の欲求を満たしてあげればいいのです。僅かなブドウ糖であれば腸の負担にもならないかもしれません。

脳にとって、ブドウ糖は唯一の栄養源ではなく、一番の好物だということです。

1. 脳に騙されてブドウ糖を大量に摂取すると腸内バランスが乱れます。

2. 太る体質になり病になりやすくなります。余ったブドウ糖は中性脂肪に変質して脂肪組織に蓄えられてしまうとのことです。

3. 糖尿病になり安くなります。糖尿病はあらゆる病気を引き寄せます。

この様々な病気には、動脈硬化症が進んで脳梗塞、心筋梗塞になり感染症を起こしやすくなってしまいます。糖尿病の原因は、ブドウ糖の摂り過ぎが原因です。

ブドウ糖の摂り過ぎの原因は、脳がストレスから解放されたいという欲求です。

50歳を過ぎたら、酸素を主体とした持久力のあるミトコンドリアエンジンに切り替わるので、ブドウ糖はあまりとらない方がいいようです。

もう一つ、50歳を過ぎたら、一日3回、主食に精製されたご飯や麺類を食べ、甘いお菓子の間食を続けていると病気になる確率が高くなります。

ここまで聴いてきた感想として、脳と腸は対極にある関係のような気がしてきました。

 

まとめ


腸は脳のためにブドウ糖を吸収してただ働きし、疲弊している

ブドウ糖は脳の唯一の栄養源ではなく、快楽物質である

ブドウ糖の摂り過ぎは、腸を腐敗させ万病を引き寄せる

 

参考文献


 

食品の紹介


からだの負担にならない甘いものは果物類です。

 

小腸が栄養源としているのは、グルタミン酸です。