腸まで届く土壌菌が注目を集めています

腸まで届く土壌菌が注目を集めています

感想の概要(10)



藤田紘一郎先生の「人の命は腸が9割~大切な腸を病気から守る30の方法」を聴いた感想をまとめてみました。第10回目です。


腸まで届く土壌菌が注目を集めています。枯草菌は納豆にも含まれ硬い殻に覆われているので、胃酸や消化酵素などの体内環境にも負けず、そのほとんどが生きて大腸まで届くとても強い菌です。大腸まで行くと殻を破り枯草菌としての力を発揮します。


 

1. 土の上に落した食べ物は最高のサプリメント


食べ物が貴重な時代、土の上に落としたぐらいで捨てることなど考えられませんでした。土には土壌菌という多種多様な菌が生息しています。日本人の腸にも多種多様な土壌菌が住んでいます。人の免疫力は多種多様な菌が住んでいることで強くなるのです。

土の上に落した食べ物は最高のサプリメントになるようです。それを摂りいれることで腸内細菌を元気づけられるとのことです。「どのような新しく開発されたサプリメントよりも、土壌に落ちた食べ物に勝るサプリメントはない」と述べられています。

衛生管理者の講義を受けると土壌菌によって嘔吐、下痢をする消費者がいるので、一般に売られている野菜は思っている以上に殺菌されている気がします。これからは、家庭菜園をしたり地元の農家の方から購入したりするのがいいのでしょう。

 

2. 土壌菌への注目


大手の健康食品会社は土壌菌に注目し始めています。

乳酸菌のカルピス株式社は枯草菌サプリメントを開発しました。

(乳酸菌飲料「カルピス」に由来する研究から生まれた独自成分「枯草菌C-3102株」は、胃酸や消化酵素などの過酷な体内環境にも負けず、そのほとんどが生きて大腸まで届くとても強い菌です。 また、一人ひとりが元々持っている「よいもの」をサポートすることが期待できる、非常に優れた特長を持っています。--カルピス社から引用--)

一つのサプリメントには8億個の枯草菌C-3102株が含まれていて、そのほとんどが生きたまま腸に届きます。さらに善玉菌を増やし腸内バランスを整えるのです。

これなら土に落した食べ物に抵抗がある人でも、摂ることができますね。

それぞれ人が持つ腸内細菌叢の底上げが期待されるようです。枯草菌は、土壌菌の仲間で自然界では普通に見られ、納豆や味噌などの発酵食品に存在しています。

 

3. 枯草菌の最大の特徴


枯草菌の特徴は、硬い殻に覆われているので胃酸で死滅することなく大腸まで届くのだそうです。大腸まで行くと殻を破り枯草菌としての力を発揮します。

 

4. 納豆菌はなぜ健康に良いのか


納豆のもとになる大豆には多くの健康効果があります。

大豆のたんぱく質は、中性脂肪やコレステロールの値を下げることで有名です。必須アミノ酸の9種類が含まれている他に、イソフラボン、ビタミンEなどの抗酸化物質を含んでいます。また、カルシュウムも摂ることができます。

納豆は、大豆の健康作用を維持したまま骨を強くするために必要なビタミンKやビタミンB2を豊富に含んでいるので、健康が優れずに悩む中高年者にとってもありがたい食品と言えます。

納豆に含まれている枯草菌は日和見菌です。日和見菌は腸内細菌の最大勢力です。これまでは、腸の健康は善玉菌を中心に語られてきました。実際は、腸の最大勢力である日和見菌が鍵を握っているのです。

藤田先生は、幼少のころから土壌菌にまみれた食事をしていたので、同じ世代の人々は腸内細菌が元気のようです。毎日土壌菌カプセルを飲んでいるとのことです。僅か1グラムの土の中には、1億個の微生物が住んでいます。

これからの健康の決め手は、土壌菌にあるのかもしれません。これが健康的に若返る秘訣なのでしょう。

 

まとめ


土の中には土壌菌が含まれており、腸にとっては最高のサプリメントとなる

多くの食品会社が、土壌菌に注目を集めている

枯草菌は生きたまま大腸まで届く注目のサプリメントだ

納豆は枯草菌を含め人体に有益な栄養素を含んでいるありがたい食べ物

 

参考文献