うつ病の原因は腸の悪玉菌の増殖だった

感想の概要(12)



藤田紘一郎先生の「人の命は腸が9割~大切な腸を病気から守る30の方法」を聴いた感想をまとめてみました。第12回目です。


うつ病の原因は腸の悪玉菌の増殖だったのです。セロトニンの前駆体が、合成されるまでには、ビタミンC、葉酸、ナイヤシン、ビタミンB6などのビタミン類が必要です。これらのビタミン類を合成しているのは、腸内細菌だからです。


 

1. 病気の根源を知る


腸内環境を大きく乱すものが二つあります。

1. ストレス
2. 活性酸素

この二つは免疫力を著しく低下させる力を思っています。

自分自身の生活習慣を変えなければ、新しい病気を作り出してしまいます。病気の予防には病気の成り立ちを知ることが大事です。

すべての病気の原因は、腸内細菌のバランスが乱れていることから起こります。このことを知っていれば万病を予防できるのです。

2. ストレスの元


24時間型の生活は人間の本能に反する生活で、大きなストレスを与えています。通勤や都市型生活、金融至上主義、グローバル化された職場環境、いつ起こるかわからない人工地震並びに災害もストレスです。

ストレスは悪玉菌の増殖を促進させています。

NASAの報告によりますと、宇宙飛行士が宇宙船で不安な状態にいるときは、悪玉菌が異常な増殖をしていたとのことです。善玉菌が減り、悪玉菌が増えていたのです。

なぜストレスが腸内環境に悪影響を及ぼしているのか

腸が有害なストレスを受けると、カテコラミンという神経伝達物質が分泌されます。これに刺激されると大腸菌は、増殖を進め腸のある部分で病原性を高めていたとのことです。

(※カテコラミンは、カテコールアミンとも呼ばれる副腎髄質ホルモンまたは神経伝達物質です。(ドーパミン,ノルアドレナリン,アドレナリン)の総称)

 

3. 悪玉菌の異常増殖がうつ病や不安神経症を引き寄せる


悪玉菌が異常増殖すると、うつ病不安神経症になることが藤田先生の研究グループにより確認されているとのことです。

脳内のセロトニン量が、減退すると心の病気になります。

セロトニンとは幸せ伝達物質です。セロトニンが不足すると切れやすくなったり、うつ状態になります。セロトニンは体内の中に10ミリグラムあるようです。

セロトニンの前駆体は腸で造られます。(※前駆体とは:一般にひとつ前の段階の物質を指す)

90%が腸にとどまり、10%は脳や他の臓器へ送り込まれます。脳には全体の2%だけですが、脳内で働き、人間の精神生活に大きく関与しているのです。

うつ病の改善には、脳内のセロトニン量を回復させ、精神を安定させる必要があります。

4. たんぱく質だけでは脳のセロトニン量は増えない


一般には、たんぱく質(肉、魚、大豆食品、乳製品など)をたくさん摂るように指導されます。セロトニンは、たんぱく質に含まれるトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸から作られるからです。

実際には、たんぱく質を摂っただけでは、脳の中のセロトニン量は増えないのです。

たんぱく質  トリプトファン  セロトニンの前駆体が、合成されるまでには、ビタミンC、葉酸、ナイヤシン、ビタミンB6などのビタミン類が必要です。

これらのビタミン類を合成しているのは、腸内細菌です。

腸だけでは、食物からビタミンを合成する力を持っていません。腸内細菌が、ビタミンを合成しているのです。これは、野菜やサプリメントの摂取以前に、腸内細菌を元気にしておかなければならないということです。

うつ病の人の食事は、加工食品、コンビニ弁当手軽で偏った食事を好むようです。

腸内バランスが乱れ、セロトニンの合成ができず、脳に十分なセロトニンを送ることができないため、うつ症状になってしまうのです。

うつ病や精神的な病気も、腸内細菌のバランスが乱れていたのですね。抗酸化サプリメント摂るよりも先ずは、土壌菌サプリメントの方が効果がありそうです。

 

まとめ


腸内環境を大きく乱すものは、ストレス、活性酸素

ストレスは悪玉菌の増殖を促進させている

セロトニンの合成にはビタミンが必要

ビタミンを合成しているのは腸内細菌

 

参考文献


 

食品の紹介


 

サプリメントの紹介



2018年04月05日