「スタンフォード式 疲れない体」を聴いて感じたことの12回目です。12回目は、脳や中枢神経から各筋肉や関節への連絡経路が正確に迅速に実行できるフィードバックセンサーについてです。
この記事の要約
脳と体が一致して好循環を生み出すのは、筋肉や関節にどんな位置で、どんな速度で、動いている情報を脳、中枢神経にフィードバックするセンサーがあるからです。
司令塔の脳と中枢神経に各パーツである筋肉や関節が現状報告するのです。司令塔と現場の状況が一致して、良い成績が発揮できます。
参考文献:本
最適な動きができるのは
IAP呼吸法を導入する以前、選手の中には、無意識に腹圧呼吸ができている人がいて、そのような選手は、ほとんどが良い成績を出していたそうです。
一流アスリートは、気の遠くなるような反復練習行うことによって、無意識に体にフォームを覚え込ませています。それによって、滑らかな動作が体に染み付いています。
体に染み付く状態は脳、中枢神経から最適な動きをするよう脊髄を伝わり、それが筋肉や関節に伝わっているということです。しかしながら、実はそれだけではないのです。
フィードバックするセンサー
筋肉や関節には、どんな位置で、どんな速度で、動いている情報を脳、中枢神経にフィードバックするセンサーがあります。
司令塔の脳と中枢神経に各パーツである筋肉や関節が現状報告するのです。司令塔と現場の状況が一致して、良い成績が発揮できます。
ところが司令塔からの指示通り動かなくなると、無理な動きが出てきて、疲れや怪我の原因になってしまいます。
疲れない循環
腹圧呼吸ができている選手は、体幹と脊柱がしっかり圧力に支えられています。その状態になると、正しい姿勢になり歪みや偏りのないベストポジションを保っているのです。
一流アスリートもなると、脳や中枢神経から各筋肉や関節への連絡経路が正確に迅速に実行できるのです。
各筋肉や関節から脳や中枢神経にフィードバックされた情報が保存され、パターン化されるため、体の使い方がさらに滑らかになります。
このパターン化が、練習の賜物なのでしょうか。一流アスリートは、練習の情報を蓄積する能力にも長けているということですね。そのためには、先ず、IAP呼吸法で意図的に腹圧を高めることが重要になります。
IAP呼吸法で腹圧を高めて、体の中心をしっかり高め、姿勢を整えましょう。そして筋肉やフィードバック機能が正常に働く動作が滑らかな疲れない体をつくって行きましょう。
「スタンフォード式疲れない体」
まとめ
無意識に腹圧呼吸ができている人が良い成績を出していた
情報を脳、中枢神経にフィードバックするセンサーがある
筋肉やフィードバック機能が正常に働く動作が滑らかな疲れない体をつくる
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