栄養素が知能に大きな影響を及ぼす

栄養素が知能に大きな影響を及ぼす

この記事の要約

栄養素が知能に大きな影響を及ぼすことが治験により証明されています。マルチビタミンとマルチミネラルの摂取によって子供たちのIQが10ポイントも高まることが報告されました。高まったのは非言語的IQであり感覚的、空間的、創造的、イメージ的な能力で、脳の潜在能力です。


最適な栄養素を摂取していれば知能は何歳になっても高まる

最適な栄養素を摂取していれば知能は何歳になても高まります。それでは、最適な栄養素をどれだけの量を摂取すれば良いのでしょうか。

知能は年齢にかかわらず高めることができることは最近の常識では当たり前になってきています。

知能は持って生まれた性質であって、変えることができるものではないと思われてきました。知能は遺伝によっ蹴っって位されていることは部分的には正しいのですが、全体的には誤りでもあるのです。

部分的に正しいところでは、一般的に頭がいい親からは、おおかた頭がいい子が生まれ、親と同じように一流大学へ進学しています。

誤りの部分というのは、必ずしも遺伝の部分だけではなく後天的な環境や栄養素、努力によって眠っていた遺伝子をオンにすることも可能なのです。


頭脳の明晰さ

知能とは物事を考え、賢く判断し、決断する能力を意味します。 言い換えると知能とは、頭脳の明晰さです。この知能はただ考えるだけではなく、どれだけ物事を迅速に考えることができるかが問われるのです。

頭がいいと言われる人々は、一般的に、どれだけ頭の考えが早いか、記憶力や集中力をどれだけ長く持続できるかで判断されています。

実は頭の回転の速さや記憶力、集中力をどれだけ持続できるかも脳に最適な栄養素を摂る事によって、大幅に改善できるのです。

人がものを考えるとき、脳内では、神経ネットワークの配線の組み換えが起こるのです。それと同時に神経ネットワークを駆け巡る伝達物質の種類と量が変化します。人は脳に最適な栄養素を摂るならば伝達物質も最適な状態になるのです。その影響で脳は快適に働くことができるようになります。


この理由から、人は何歳になっても知能を高めることができるのです。栄養素が知能に大きな影響を及ぼすことが報告されたのは、アメリカの研究グループで、今から50年近く前の1960年のことでした。


治験

この研究グループは血液中のビタミンCレベルが高いほど子供のIQが高いことを発見しています。この研究では、351人の子供たちを対象に血液中のビタミンCレベルに応じて二グループに分けそれぞれのIQを測定してみました。

IQの測定の結果、高ビタミンCのグループでは113、低ビタミンCのグループでは109でした。

このように脳に最適な栄養を摂取する事により、脳は最適に働き、本来の実力が発揮できるようになるとの事です。

イギリスの研究のグループは、マルチビタミンとマルチミネラルの摂取によって子供たちのIQが10ポイントも高まることが報告されました。

その治験では、 12歳から13歳の子供たち90人を30人ずつランダム(無作為)に3つのグループに分けました。

一つ目のグループは大量のマルチビタミンとマルチミネラルのサプリメントを供給され、二つ目のグループには偽薬を摂取してもらいました。三つ目のグループにはサプリメントも偽薬も与えられませんでした。

偽薬は、薬効成分は含まれていませんが、見た目では、色や形は本物のサプリメントと見分けがつかないほどのデンプンでできています。(偽薬を砂糖錠と呼ぶこともあります)

この治験では、教師たちや子供たちは、誰が偽薬を摂っているか知らされていませんでした。二重盲検と被験者をサプリメントと偽薬を摂取するグループに無作為に分けるランダム化の条件の下で行われたのです。

治験を始めた八か月後に、子供たちの非言語的IQと言語的IQを測定しました。
非言語的IQとは、感覚的、空間的、創造的、イメージ的な能力です。おもに、脳の潜在能力を調べるものです。

言語的IQとは、言葉を通して表現される能力です。結果は、サプリメントを摂取した子供たちの非言語的IQが約10ポイントも上昇していました。

言語的IQでは治験の差が出ませんでした。 言語的IQは社会的環境的に影響を受けやすいですが、非言語的IQは別な感覚であり、個人の能力をより正確に表現すことが知られています。

1988年には、この結果が「ランセット」という超一流の医学誌に発表されたので、イギリス、オランダ、アメリカなどの教育界は騒然としたそうです。

そのため 論文が本当かどうかを確かめるために多くの研究者が似たような条件の下で追実験を行いました。ビタミンCで有名なダイナス・ポーリング博士や心理学者のアイリング博士と言った世界的に名の通った研究者が追実験に参加したのでした。

ポーリング博士は総計615人の子供たちに一日摂取所要量に従ってマルチビタミンやマルチミネラルを与えました。こうして多くの追実験が行われましたが、IQの上昇は平均4.5ポイントに留まりました。
やはり、一日の摂取量では効果がよく発揮されませんでしたが、マルチビタミンやマルチミネラルの摂取によって子供のIQが高まることが実証され他のでした。


まとめ

最適な栄養素を摂取していれば知能は何歳になても高まる

知能とは物事を考え、賢く判断し、決断する能力を意味する

血液中のビタミンCレベルが高いほど子供のIQが高い


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