腸内環境を整えれば心も体も脳も元気になる

腸内環境を整えれば心も体も脳も元気になる

この記事の要約

腸内環境を整えれば心も体も脳も元気になるのです。本体である人間の遺伝子の100倍の遺伝子を持つ腸内細菌が、健康にも、脳にも、精神にも大きな影響を与えています。その理由で、発酵食品や食物繊豊富な食事を積極的に食べるようになると思います。


腸が建康の司令塔

  • 腸は第二脳
  • 腸内フローラ
  • 腸は免疫の7割

健康な人は、腸内環境が整っています。腸内環境を整えることがいかに大切であるかが理解できます。その理由で、発酵食品や食物繊豊富な食事を積極的に食べるようになると思います。


ヒトマイクロバイオーム

ヒトマイクロバイオームとは、自分の体の内側と外側に生息している細菌すべての集団のことです。

ヒトマイクロバイオーム(英:human microbiome)は、ヒトの細菌叢(微生物叢)である。 腸内細菌叢には、ヒトの細胞数に近い約40兆個の細菌が存在し皮膚、口腔、鼻腔、膣などにも微生物が存在している。

ウキペディア

細菌の数は、想像を遥かに超えています。自分の手のひらに生きている微生物だけでも世界の総人口を遥かに超えます。地球は細菌の惑星です。

身体の中でも腸には非常に多くの細菌が生息しています。その数は、100兆個を超えるといわれています。

ヒトマイクロバイオームの基本的な考え方は、自分の身体の内側と外側に住み着いている細菌たちも、すべて一緒に合わせ個という一人の存在の全体像を把握するものです。

細菌たちは、自分たちとは、何の関わりがあるのでしょうか。一緒に個人の範囲に含めるとはなぜなのでしょうか。

細菌たちは、人間に与える影響が非常に大きいのではないかと考えられているのです。

人間は、細胞の集合体であると捉えることも可能です。それらの細胞には遺伝子が含まれています。

各人の肉体を構成する細胞全ての遺伝子の質量を仮に1とします。各人が日々の生活を共にしている細菌たちが持つ遺伝子の質量は、その100倍を超えます。

すなわち、ヒトマイクロバイオームの考え方では、細菌たちも自分という一人の存在の範囲に含めるとすれば、各人のDNAの質量はその全体の100分の1にも満たないのです。

人の目には、細菌は見えないのでイメージできないかもしれません。自分が持つ遺伝子の質量で捉えるならば、これまで自分だと思っていた範囲の100倍を超えて、いろいろな遺伝子を持つ細菌等と一緒に暮らしているということになります。


腸内細菌に影響を受ける個性や体質

細菌たちは一体どのようにして、人に影響を与えているのでしょうか。それは細菌を除く人の肉体を本体とするならば、細菌は、本体に新たな能力を加える拡張機能であるのです。

スマホが人の体、アプリが細菌というところでしょうか。

一般的な日本人と欧米人の違いとして日本人は海藻を食べたとき、それを消化することができます。ところが、欧米人は消化することができないことがあります。

これは日本人の腸には、海藻を消化する細菌がいますが、一般的な欧米人には海藻を消化する細菌がいないのです。

人間という同じカテゴリーに属しているにも関わらず、腸内環境の違いだけで消化できるものにも差が出てきます。欧米人もアプリをインストールしたら、消化できるということですね。

重要なポイントは、拡張機能の細菌が、本体の100倍以上の質量を持っているということです。その細菌のほとんどが、人間の腸の中に生息しているのです。

見方を変えるならば、これまで自分だと思っていたのは、実は、全体の100分の1にも満たないのではないかということです。自分とは、100分の1とは、非常に小さい存在です。

人は、その他99%以上の要因、腸内細菌や身体中に住み着いている細菌によって決められていることなのです。

この考えが、次々に明らかになってきました。腸内に住む細菌の種類量によって、その人の行動や性格、体質が決まってくるのです。

例えば、肥満体質の人の腸内に、痩せ体質の人の腸内細菌を入れると、今まで通り同じ生活をしていてもどんどん痩せていったという実験結果があります。

精神的な面においては、落ち込みやすかったりキレやすい気質の人の腸内細菌のバランスとが関連性を持っていると言われています

他にも重要なポイントは、腸内環境は健康面においても直接的に関わっていることがあります。

腸内環境が悪化してしまうと、腸の壁を守る機能を持っている腸内細菌のバランスも崩れ、腸の細胞に細かな穴が開いてしまうリーキーガットという状態になってしまいます。

リーキーガットの状態になると腸の細胞に開いた小さな穴から有害物質が血管に入り体の至る所に慢性的な炎症を起こし始めます。

このような慢性的な炎症は、慢性疲労や老化さらには気分の落ち込みからうつ病と関係していることが分かり始めています。

腸内環境は、想像を遥かに超えています。人生全般に影響を与えていると言っても過言ではありません。


人生の影響を変えるには

それは、腸内環境を整えるということに尽きるのです。

二つの方法が考えられます。

  1. 良い腸内細菌の種類と数を増やす。
  2. 良い腸内細菌を殺してしまうことを減らす。

良い腸内細菌の種類と数を増やす

腸内細菌の種類と数を増やす方法は、色々な種類の発酵食品を食べることと、食物繊維を積極的に摂取することがとても効果的です。

発酵食品には多様な細菌が含まれていて、いろいろな種類の発酵食品を食べることで腸内環境を良い方向にバランスよく整えていくことができます。

食物繊維は腸内細菌のエサやすみかになります。それ故、非常に重要です。食物繊維の摂取が少ないと腸内細菌は飢えてしまい、その機能を発揮できなくなります。

発酵食品は、ヨーグルト、納豆、味噌、漬物などがあります。その他にはプロバイオティクスという良い腸内細菌をサプリメントによって直接取り込むという方法もあります。

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腸内細菌を殺してしまう

良い腸内細菌を殺してしまうことを、できるだけ行わないにはどうすれば良いでしょうか。

腸内細菌を減らすと、腸内環境を悪化させ、良い腸内細菌にダメージを与えてしまいます。

暴飲暴食、不規則な生活リズム、加工食品ばかりの食生活が考えられます。病院で処方される抗生物質は、腸内細菌にとっては大きなダメージを与えることになります。

抗生物質によって良い細菌も悪い細菌も一緒に殺されてしまうため、むやみに抗生物質に頼るのは得策ではありません。

抗生物質は、医師の診断のもとで、使うかどうかの相談を優先させ他方が良いです。


腸内細菌を整える

腸内環境と健康とは、切っても切れない重要な関係性あります。腸内環境が整っていることは、もう一つの膨大な集団とともに、人生を歩むことになるのです。腸内細菌を整えることによって、心も体も脳もすべて元気になっていくことになります。

この考えを受け入れた瞬間から、腸内環境を整えることによって生活に便利な拡張機能であるアプリが自分の中にたくさん持つことなります。

このことについて意識をしていないと、日常的な習慣として腸内環境を荒らすようなことをしてしまいます。腸内細菌を減らす習慣は、が巡り巡って心と体に不調となって表面化してしまいます。

腸内環境を整えれば心も体も脳も元気になります。


参考文献:ユーチューブ:【健康】今すぐ腸内環境の改善に取り組むべき理由とは


まとめ

ヒトマイクロバイオームとは、自分の体の内側と外側に生息している細菌すべての集団

人は、その他99%以上の要因、腸内細菌や身体中に住み着いている細菌によって決められている

腸内細菌の種類と数を増やす方法は、色々な種類の発酵食品を食べることと、食物繊維を積極的に摂取する

抗生物質によって良い細菌も悪い細菌も一緒に殺されてしまう


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