この記事の要約
食品添加物は活性酸素を発生させます。既製品の顆粒出汁も化学調味料の一種で食品添加物です。このような化学調味料の一種である和風だしやスープの素などを使う時には、野菜や肉などから自然の旨味を引き出すようにしてから味付け程度に少量のみ加えると良いのです。
オラックORAC活性酸素吸収能力
フィトケミカルを含む食品を積極的に摂取することは、活性酸素を減らし、テロメアの短縮を抑えることに効果的です。それぞれの食品にはどれだけの抗酸化力があるのでしょうか。
アメリカでは農務省や国立老化研究所の研究者らが、食品中に含まれる抗酸化物質、カテキン、フラボノイド、ビタミンEなどの能力を分析する方法を開発しました。
それがオラック、ORAC活性酸素吸収能力です。
分析の結果は、シナモンやクローブのスパイス等のオラック値が極めて高いことが確認されました。
野菜では豆類、
果物類ではクランベリーやブルーベリーの値が高くなっています。
このような食品を選んで食べることは、テロメアの短縮防止にとても良い結果がもたらされます。アメリカではすでにオラック値をすでにパッケージに示した食品が、数多く販売されているとのことです。今後は、食品パッケージのオラック値に注目してみましょう。
調理の基本は細胞膜を壊すこと
フィトケミカルは細胞と細胞膜の中に存在しているので、調理の際に細胞膜を壊してあげると吸収率が良くなります。包丁で野菜を刻むだけでは、細胞膜は壊れません。フィトケミカルを効率良く摂取するには、熱を加えて細胞膜を壊れやすくさせることです。
加熱調理しても問題ないほど、フィトケミカルは基本的に熱に強いものが多いのです。野菜を煮ると細胞の外にフィトケミカルが溶け出してきます。溶け出した煮汁をそのまま飲める味噌汁やスープは、フィトケミカルを効率よく摂ることができます。
野菜や海藻がたっぷり入った味噌汁は、活性酸素を消す最高の料理と言われています。味噌には抗酸化作用があります。野菜や海藻が入った味噌汁は、テロメアの短縮を抑える大変有効な食事です。
食品添加物は活性酸素を発生させる
食品添加物は活性酸素を発生させます。テロメアを守る有効な食事を摂取するのに、食品添加物で活性酸素を増やしては、体にダメージを与えてしまいます。
既製品の顆粒出汁も化学調味料の一種で、食品添加物と考えてもいいようです。このような化学調味料の一種である和風だしやスープの素などを使う時には、野菜や肉などから自然の旨味を引き出すようにしてから味付け程度に少量のみ加えると良いとのことです。
手軽に便利な出汁やスープの素ですが、毎日、化学調味料を使っていては、食事のたびに食品添加物を取り続けることになります。味噌汁は自分や家族に力ーを与えてくれる必要な長寿食です。出汁は昔ながらの昆布や鰹節、煮干しなどで取ることが勧められています。
普段調味料の顆粒出汁に慣れてしまうと、昔ながらの出汁の取り方には、面倒に思えてきます。その面倒に思えるものでも次のような方法で簡単に出汁を摂ることができるようです。
水に出汁昆布を入れ、冷蔵庫に一晩寝かせ、昆布出汁
水に適量の煮干しを入れ、一晩寝かせれば美味しい一番出汁
一番出汁でじっくり使った出汁を煮出し、沸騰前に火を止め煮干しが沈むのを待てば、味噌汁にぷったりの二番出汁
添加物を摂取するよりは、このようなちょっとした手間でも、長寿のための健康食と思えば、意外に簡単です。天然出汁は風味がよく、味も穏やかで美味と言われています。
まとめ
フィトケミカルを含む食品を積極的に摂取することは、活性酸素を減らし、テロメアの短縮を抑える
フィトケミカルは細胞と細胞膜の中に存在しているので、調理の際に細胞膜を壊してあげると吸収率が良くなる
化学調味料の一種である和風だしやスープの素などを使う時には、野菜や肉などから自然の旨味を引き出すようにしてから味付け程度に少量のみ加えると良い
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