この記事の概要
ダイエットは頭でなく腸に聞いてみるとうまくいきます。脳と違って腸は、騙したり、騙されたり、勘違いをしたりしません。「腸に尋ねてみる」という一呼吸を持てば、脳の欲求に従わず暴飲暴食を行うことがありません。腸に素直に従ったほうが成功するようです。
1. 脳はうぬぼれや
脳の指示で動いている限りダイエットは成功しません。脳ほどダイエットを邪魔するものはありません。
脳こそが地球最高の英知だとお考えの人は大勢います。脳にはモラルがないらしいのです。さらに騙されやすく意志薄弱だというのです。
脳って大したものではないみたいですね。確かに、原子力を開発して得意になり、人が住めない環境づくりをしてしまっているのですから、脳は宇宙から見たら幼稚すぎると言えるものなのでしょう。
人間の脳は自惚屋(うぬぼれや)です。世界一優秀な存在だと思っているのです。脳は私たちを騙します。嘘を得意とします。同時jに私たちも脳を騙します。
何故ならば、不摂生な生活をしていても病気にはならないと脳に言い聞かせてしまうからです。
2. ダイエットの成功の鍵は腸にある
脳と違って腸は、騙したり、騙されたり、勘違いをしたりしません。脳は、洗脳されたりして心地よくなりますが、腸は正直に洗脳されていると分かれば、素直に下痢をします。宗教の儀式に携わっていて、脳は信仰が強い正しい人間だと思えても、腸は、洗脳された愚か者と教えてくれるのです。また、自惚れたり、感情的になったりもしません。黙々と自分に与えられている仕事を果たします。
ダイエットをするのであれば、脳の指示ではなく腸に素直に従ったほうが成功するのです。「考えるな!感じろ!」です。
3. 腸と脳の成り立ちについて
地球上に最初の生命が現れたのは、40億年前の事です。生物がはじめに持った臓器は腸でした。脳が出来たのは推定で5億年前とされています。生物は、脳を持たずに生きてきたのです。40億年前と比べると5億年前というのは、歴史が浅く感じます。この40億年という悠久の期間は腸を中心に進化してきた時代なのです。人類もその一部です。
腸は、この40億年という期間に体と臓器について知り尽くしてきました。しかしながら脳は、人間の進化とともに成長してきたので体全体を熟知できていません。人間自身歴史の浅い脳を上手に使いこなせていないのです。脳が経験が浅いため、人間自身が脳に騙されたり、騙したりできてしまうらしいのです。
それに比べて、腸は人間にとても忠実に働きます。それも半端ではありません。心身が健康であり続けられるよう真面目に真剣に働きます。
大便とはうまく漢字を使ったものです。大きな便りと書きます。便は、色、形、硬さ、臭いなどで心身の状態を知らせてくれます。
便秘や下痢は、腸からの叫びです。この叫びに耳を傾けて、腸内細菌が働きやすいように整えてあげる必要があります。
この叫びに対して、脳が邪魔をします。脳は、精神的ストレスが溜まると、疲労感をを忘れるために、暴飲暴食をしようとします。
脳は、腸の調子が悪くとも暴飲暴食という快楽に飛びつくというのです。
4. ダイエットを成功させるには
ダイエットのリバウンドは、食事制限という厳しさがストレスを生んでしまうのが原因です。脳からの指令はとても強烈なものです。お腹いっぱい食べたい、甘いものを食べたいといった誘惑に陥ることです。
ダイエットを成功させるためには、腸の声に耳を傾け、脳からの指令を聞かないことにあります。
例えば、目の前の甘いお菓子を脳が食べたいと思った時、長に尋ねるのです。「本当のこの甘いお菓子食べたいの?」腸は、「いいえ、甘いものは好きではないので」と言うでしょう。
この腸に尋ねる一呼吸がとても大切で、脳の欲求のままに行ってしまうと暴飲暴食に走ってしまいます。
腸は、腸内細菌を増やす食事を欲しがっているのです。腸内細菌が増えれば、腸内がキレイになります。その結果、消化力と排泄力が高まるのです。
腸内細菌の好物を食べれば太ることはないとのことです。太った人は痩せていきます。腸は無駄な食べ物は欲しがりません。腸に従った食事をしていれば、ダイエットは成功します。
腸の中が腸の好物の食物繊維で満たしてあげれば、悪玉菌と呼ばれる腸内細菌でさえ大人しくなります。そうなれば、性格も良くなり、心も体も健康になるのです。
まとめ
脳の指示で動いている限りダイエットは成功しない
ダイエットの成功の鍵は腸にある
腸は、この40億年という期間に体と臓器について知り尽くしてきた
脳の欲求のままに行ってしまうと暴飲暴食に走ってしまう
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