恋する気持ちがあれば心が老いないの記事の要約
恋する気持ちがあれば心は老いない のです。ドーパミンからβエンドルフィンに切り替わる時期が恋愛関係に大切です。この時期に脳を落ち着かせるβエンドルフィンが出るならばパートナーを大切にし愛情表現をすることができます。これが恋愛を長続きさせます。
参考文献:
腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)
1. 感性
感性が人の心を若くすると述べられています。
年を取てみて感じるのは、どんなに年を取っても若いころの気持ちのままだということです。むしろ、二十歳前後が最も大人の考えを持っていたのではないかとも思えてきます。
サミエルウルマンの青春という詩の一説にが紹介されています。
時に二十歳の青年よりも、60歳の人に青春がある。
歳を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時、初めて人は老いる。
人は成熟するにつれて若くなり、体は老化して行っても、感性を磨いている限り、心は年齢とともに若返っていきます。
先祖から受け継がれた感性は、新生児に受け継がれ、3歳までの養育環境で目覚めます。その後、青年期で自己研鑽する時期に磨かれ、後年期に完成されると言われています。
2. 恋愛とセックスは長生きの薬
恋愛とセックスは、長生きするための百薬の長です。伴侶とスキンシップすれば、10日長生きし、お互いの愛液や唾液を口にすれば、100日長生きする意味だそうです。つまり薬を服用するよりも、セックスによるエネルギー交換の方が、生命力の増強につながるというのです。
3. 恋する気持ちは、腸内細菌がつくっている
腸内細菌が恋愛やセックスを楽しむ気持ちを忘れて抱かせてくれます。
2000年のノーベル医学賞受賞者は、ドーパミンの研究をしたアルビド・カールソン博士でした。
神経伝達物質であるドーパミンは、幸せを記憶する物質であることを明らかにたのは、カールソン博士でした。ドーパミンは人間の脳に、人を好きになることや、やる気、生欲、興奮を与える働きを持っています。
ドーパミンは、人が人を好きになる働きがあります。腸内細菌は、このドーパミンの前駆物質を合成し、脳へ送っています。脳内でドーパミンを分泌でいる人は、腸内細菌が多く、働きも活発です。一方で、腸内細菌が貧弱な人は、ドーパミンの分泌量も減ると考えられます。
腸内細菌を増やすことで、ドーパミンを増やし恋愛やセックスを取り戻す心を作ることができると考えられます。
4. ドーパミンからβエンドルフィンに移行
一つの恋愛で、ドーパミンが大量に分泌される期間は、2から3年です。この期間が経過すると、βエンドルフィンという物質が出てきます。この物質には、脳を落ち着かせ、癒しの効果があります。
ドーパミンから、βエンドルフィンに切り替わるこの時期が、恋愛関係には大切です。この時期に脳を落ち着かせるβエンドルフィンがたくさん出るならば、パートナーを大切にし、十分な愛情表現をすることができます。これが恋愛を長続きさせる秘訣です。
βエンドルフィンがでていない人には、それができないいので、「なんでこんな人を好きだったんだろう」ということになってしまうのです。
5. 夫婦関係の秘訣
夫婦関係で、ドーパミンとβエンドルフィンを上手に使えば、夫婦が恋愛関係を持続させ、再燃させたりすることが可能です。
男性が40歳を過ぎたら、寿命が10年縮まると言われています。実際に、統計では、40歳を過ぎて離婚した男性は、がんになりやすいということです。男性が長生きするためには、奥さんに感謝の気持ちを伝え、愛情表現を絶やさず、夫婦で恋愛とセックスを楽しむ気持ちを持ち続けることが大切になります。
女性は周りに男性がいなくても、免疫力が衰えないため、熟年離婚しようと、夫に先立たれようと、寿命に変化は起こりません。なくても、免疫力に差しかしながら、男性は隣に女性がいないと免疫力が落ちてしまう人が多いのです。
男性は、人間関係を広く持つために、社会に出ていくことが重要になります。他者に好印象をどうしたら持てるかを勉強するためです。そうすると人と触れ合う生活や、おしゃれをする生活になり、恋に華やぐ生活につながって行くのだそうです。
まとめ
恋愛とセックスは長生きの薬
恋する気持ちは腸内細菌がつくっている
脳を落ち着かせるβエンドルフィンがたくさん出るならば、パートナーを大切にし、十分な愛情表現をすることができる
ドーパミンとβエンドルフィンを上手に使えば、夫婦が恋愛関係を持続させ、再燃させたりすることが可能
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