この記事の要約
甘いソーダ水はテロメアを短くするのです。血中に取り込まれて、膵臓が多量のインスリンを分泌し高血糖になり肝臓が砂糖を脂肪に変え血糖値が下がる事が繰り返されインスリン抵抗性が強くなります。食物繊維がない甘い飲み物などは、テロメアを短くしています。
1. 甘いソーダ水
多くの人は、毎日、眠気を払うためにカフェイン入りのソーダを飲んでいます。コーラ、マウンテンデュー、最近ではモンスターなどが有名です。
甘いソーダ水あるいは、液状のキャンディー(日本では昔、冷やしあめとも呼ばれたもの)を飲み干した時、体の中で何が起こっているでしょうか。
この甘いソーダ水を飲むと同時に、膵臓が多量のインスリンを分泌します。その分泌されたものであるグルコース(砂糖の分解産物)が細胞に入り込みます。
20分もすると血流の中にグルコースが蓄積するため、高血糖になります。
次に肝臓が、砂糖を脂肪に変える働きを始めます。約1時間後、血糖値が下がります。
そうなると、落ちた気分からモチベーションを上げようとして、砂糖を口にしようとします。
2. インスリン抵抗
これが頻繁におこると、インスリン抵抗性が強くなるのです。
※インスリン抵抗性とは、肝臓や筋肉、脂肪細胞などで、インスリンが正常に働かなくなった状態のことです。 インスリン抵抗性があると、食事で高くなった血糖値を感知して、膵臓からインスリンが分泌されても、筋肉や肝臓が血液中のブドウ糖を取り込まないため、血糖値が下がらず、糖尿病の発病につながるのです。
甘いソーダ水は、タバコのように依存性が高いのです。
甘いジュースを毎日(600cc)を飲む人びとは、テロメアの健康に害を及ぼしていると言われています。
テロメアの長さで換算すると、4年〜6年分もの老化が進んでいることが発見されています。
小さな子供たちにとっても、甘いソーダ水、ジュース類とテロメアとの関係は存在します。
このようなソフトドリンクのソーダ、ジュース類は食物繊維を含んでいないため、糖分は急激に体の中に回ってしまいます。
デザートと考えられるクッキー、キャンディー、ケーキ、アイスクリームなどは全て大量の砂糖を含んでいます。
精製された白いパンや白米、パスタ、うどんなども直ぐに吸収される炭水化物を多く含んでいます。このような食品や飲料は、血糖値を大きく乱します。インスリンの急増は、インスリン抵抗をもたらします。
3. 食物繊維の重要さ
インスリン抵抗を避けるためには、食物繊維を豊富に含む食材を摂ることです。果物は糖分が多くても食物繊維を多く含んでいるので、全体的に見ると栄養に優れた健康的な食品です。
食物繊維を除いたりしてしまうと、健康的な部分を捨て去った食品になってしまいます。食物繊維が重要な理由は、もう一つあります。
食物繊維は、腸内細菌の餌になります。豊富に食物繊維が、腸内にあると悪玉菌と呼ばれる腸内細菌が大人しくなり、外敵が侵入したときには、身体を守る良き兵士として闘ってくれます。
日和見菌と呼ばれる多数派の腸内細菌が善玉菌に傾き、身体にとって有益な働きをしてくれます。特にバクテロイデスモンの細菌が食物繊維を餌にして水素を発生させ、還元力のある身体にしてくれます。
食物繊維を餌にするクロストリジュウム菌が免疫細胞の暴走を抑えて、炎症やアレルギーから身体を守ってくれるようになります。
食物繊維は、人間の身体にとってとても大切な食べ物となります。
パンやパスタを選ぶときも、全粒粉製品を選べば食物繊維やミネラルを摂ることができます。玄米、大麦、種子、野菜などは繊維をたくさん含んでいます。
これらの食品を食べると、満腹感を得、もっと食べたいという思いがなくなるので、食べ過ぎを防ぐことができます。
まとめ
甘いソーダ水を飲むと同時に、膵臓が多量のインスリンを分泌する
甘い飲み物食べ物を摂り入れるとインスリン抵抗性が強くなる
甘いジュースを毎日(600cc)を飲む人びとは、テロメアの健康に害を及ぼす
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