この記事の概要
30回噛めない食材には注意が必要です。スナック菓子には口に入れただけで、美味しいと感じさせるうま味調味料が、添加されています。人工的な成分を摂り入れると免疫システムは作動し活性酸素を発生させて排除しようとします。これで腸内細菌も傷つきます。
腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)
1. 30回噛めない食材には注意が必要
保存料以外にも、着色料、膨張剤、酸化防止剤、甘味料、香料、栄養強化剤なども免疫システムにとって添加物です。
人間の免疫システムは1万年前から変わっていません。人体に影響がないと判断できない物質に対しては、免疫システムは作動します。活性酸素を発生させて排除しようとして働き出すのです。腸内細菌は、体内に大量の活性酸素が発生して傷つきます。この活性酸素の量を減らすことは、どうしても避けられません。
加工品の中でも要注意なのが、ポテトチップスなどのスナック菓子です。スナック菓子には口に入れただけで、美味しいと感じさせるうま味調味料が、添加されています。確かに、どんな安いスナック菓子でも口に入れただけで強烈なうまみを感じます。
2. うま味調味料の害
「うま味調味料」は、体にいいように聞こえますが、噛まなくても強烈なうま味が脳を刺激する化学調味料です。科学的に作られた添加物ですから、食べれば当然、活性酸素が出ます。おいしいと思っていた食べ物から大量の活性酸素が発生されるとは想像もつきませんでした。
うま味調味料が怖いのは、それだけではないとのことです。脳の依存性があるのです。
あるメーカーが菓子にまぶしたり、つけたりしている「うま味調味料」を従来の2.5倍に増やしたところ、売れ行きが急増したというデータがあります。噛まなくても得られる強烈なおいしさを求めて、人々の脳が麻痺しスナック菓子類を何度も購入させるという連鎖が、起こったのだでしょう。
3. 免疫力が下がる原因
免疫力が落ちる原因は、脳の欲求に任せて、「うま味調味料」でごまかされた食べ物を食べ続けるため、腸内環境がどんどん老化するからです。
少しずつ食べているうちに血糖値が上がり、脳にエネルギーが届いて、美味しいと感じるものが本来の食べ物なのです。
30回ほど噛み続け、美味しさが高まっていくと免疫力も高まります。しかしながら、スナック菓子やファストフードなどは、30回も噛めば、ドロドロになり、おいしさを失ってしまいます。
腸内細菌にとっては、噛まずに美味しいと感じる食べ物は、大嫌いな食べ物なのです。安易に食べられる食べ物は、腸を荒らし免疫力を下げる食べ物と考えたほうがいいでしょう。
まとめ
30回噛めない食材には注意が必要
うま味調味料は活性酸素を引き起こし、脳に依存性を与える
うま味調味料は腸内環境を悪化させる
Amazonの紹介欄(商品リンク)