この記事の要約
腸内細菌を大切に生きていくと幸せになるのです。腸内細菌は、宿主の脳や行動にまで作用するのです。さらに、ホルモンにも影響しています。行動や性格にまで影響が及ぼされるほどですから、腸内細菌にコントロールされているのかもしれないというのは真実なのかもしれません。
腸内細菌が影響
腸内フローラを大切にして生活すると健康が保てます。なぜならこの腸内フローラは、次の事柄に影響を及ぼしてい根拠がわかって来たからです。
- がん
- うつ病
- 肥満
- アレルギー
- 肩こり
- 腰痛
- 自律神経
- 老化
- 動脈硬化
- リウマチ
- 自閉症
- 性格
腸内フローラは、腸内細菌のことです。腸内フローラを大切にすると、あらゆる面で健康を維持できることが間違いありません。
腸内フローラである腸内細菌を詳しく調べてみると、人間がこの腸内細菌に操られているようなのです。本当は、脳と腸はどちらが賢いのでしょうか。
マウスの性格
マクマスター大学は、カナダで5本の指に入る有名な大学です。この大学で、マウスの研究が行われました。その実験で、マウスの性格が変わったという研究報告があります。
この研究を要約すると、活発なマウスの腸内細菌を臆病なマウスの体の中に移植したという研究です。
そうしたところ、今までは、この臆病なマウスは高いところから、飛び込めませんでした。ところが、移植した後に、積極的に飛び込むようになったのです。
単独行動のマウスがいました。このマウスに腸内細菌を増やす実験をしてみました。
そうすると他のマウスと活発にコミュニケーションをし始めたというのです。マウスの行動も性格が、変わってしまったということです。
研究者にとっては、あまりにも明らかな結果が出てしまったのです。そのために、疑念が生じて、何度も実験を繰り返すことになりました。
結果は、一目瞭然です。大きく変わったのです。腸内細菌は人間や動物の腸の中にいます。
宿主の脳や行動にまで作用する
その宿主が死ぬと自分も死んでしまいます。そのため、腸内細菌が群れる行動を宿主に促して、別の宿主に自分自身を移れるようにしていると考えている研究者もいます。
腸内細菌は、宿主の脳や行動にまで作用するのです。さらに、ホルモンにも影響しています。行動や性格にまで影響が及ぼされるほどですから、腸内細菌にコントロールされているのかもしれないというのは真実なのかもしれません。
この腸内細菌の住処は腸です。この腸を汚してしまうと負荷をかけてしまい、体調不良になります。
幸せの90%は腸にあると言われています。神経伝達物質のひとつセロトニンの90%は腸にあります。
これは分かっている事実です。しかも、そのうちの2%のセロトニンの原料を腸から脳に送っています。
その理由で、腸を悪くしたりすることは、このセロトニンにも影響します。うつ病やパニック障害にも腸の悪化は関係してくると言えます。
腸はま第二の脳とも言われています。なぜかというと腸には猫の脳と同じぐらいの1億もの神経細胞があることが分かってきているからです。
腸は脳からの指令や監視がなくても単独で機能できる唯一の臓器とも言われています。これには腸内細菌が関わっています。
しかも、腸は、あらゆる異物やウイルスから防衛するセキュリティーセンターです。腸を軽視できません。
参考文献:YouTube:【腸内環境】を整える!これが未来の重要な健康法|ガンやうつ病や性格に関係
まとめ
人間がこの腸内細菌に操られている
活発なマウスの腸内細菌を消極的なマウスに移植すると積極的になる
腸内細菌は、宿主の脳や行動にまで作用する